Nakamura的セッティング その1「飛ばない&かっ飛ばす」
2013年終盤にデビューしたタイスタイル風、通称(自称)TS-01と2013年をほぼ共に戦ってきたアスチュート 2号機。今後のセッティングの方向性を考えてみました。
タイスタイル風の特徴とも言える『ノー・マスダンパー』は、前後ブレーキによって立体コースを攻略しようという、昨今の日本における立体攻略からすれば異質なセッティングと言えるかもしれません。加えて、ローラーが全て『オール・プラリング』という点もコース攻略が難しくなっており、わざわざそれに挑むのは上級者か無謀なレーサーかのどちらかなのかもしれません(ちなみに、私は後者です)。
テスト走行やレースでの走行における感触から、TS-01における今後のセッティングの方向性は以下の通りに決めました。
- タイヤをオフセットトレッドタイヤに変更
- モーターをライトダッシュに変更
- ギヤ比をハイスピードギヤ又は超速ギヤに変更
- ブレーキ位置及び材質の変更
限定的な環境におけるデータなので、これを微調整レベルで他の大会に投入できるかという問題はありますが、そこは無視しておきます(苦笑)。この変更でスピードアップ方向に修正したいと思いますが、やり過ぎるとレーンチェンジで飛んでしまうので気をつけたいところです。
基本的にはブレーキで減速させて『飛ばない』セッティングです。
アスチュート2号機は、現状でホイールの問題を抱えているものの概ね満足しています。ただ、細かい部分でまだまだ詰められる部分は当然残っていると思うので、そういった部分に手を加えてやれるかどうかが課題でしょうか。
今後の修正等は以下の通りです。
- マスダンパーの見直し
- ホイールの変更(大径ナロータイプ)
マスダンパーを現在は球タイプを使用していますが、サイドをスクエアタイプに変更してバランスを変えてみようと思っています。前後のマスダンパーも見直しが必要になると思われますが、パワーのあるモーターでカバーすればそれなりの走りが出来るという実感があるので試してみようと思います。ホイールは大径ナロータイプで良いものがあれば。
まだ良い走りをしてくれていますが、シャーシの『おいしいところ』がどの程度保てるのか、まだ分かっていないのでシャーシ交換の時期が不安ではありますね。
セッティングとしてはマスダンパーで着地を制御しつつ、モーターのパワーを活かして『かっ飛ばす』セッティングを目指したいと思っています。
正反対の2台ですが、お気に入りのマシンなので頑張って結果を残したいですね。まどバンテに続いて優勝を勝ち取るマシンになってくれたら嬉しいのですが……。