Nakamuraのミニ四駆徒然

大人になってミニ四駆と再会したRiki Nakamuraの、気ままなミニ四駆生活。速いセッティング、流行のアレコレは出てこないので4649!

13仕様と14仕様、違いはここだ!

S2とアスチュート系ボディという組み合わせで昨年から戦っておりますが、約一年の間に進歩したのか誤魔化すのが上手くなったのか、とりあえずそれなりの結果を出せるようになりました。そこで、今回は昨年から今年にかけてマシンで何が変わったのか、ということについて書いてみようと思います。

自慢話ではなく、基本的に失敗談みたいなものです。

 

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モーターがタイムアタック仕様(慣らしに失敗したパワーダッシュ)ですが、それ以外は2013年終盤を戦った仕様のアスチュート2号機です。

フロントは13mmのWA、リヤは19mmAAで、両方共に脱脂無しです。マスダンパーはフロントとリヤにライト、サイドにヘビーの球マスダンパーを採用しています。軽くはないですが、それなりの重さですね。ステー類はFRPです。

ギヤ比はスピードギヤ~超速ギヤの間を行ったり来たりでしたが、速度負けするのがデフォルトでしたね。モーターはライトダッシュの使用率が高かったと思います。

 

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こちらが2014年仕様、先日シェイクダウンしたアスチュート3号機ですね。モーターは慣らしに失敗したスプリントダッシュを搭載していますが、HD2に落ち着く予定です。速度は自分の中ではなかなかですが、やはりバッテリー消費が激しい気がするので。

フロントは9mmWA、リヤは19mmプラリングで、どちらも脱脂無しです。マスダンパーはサイドにスクエアの8mm、リヤにライトの球マスダンパーを採用しました。サイドがメイン、という感じですね。ステー類はFRPです(予備の無い赤FRP……)。

ギヤ比はハイスピードギヤあたりで落ち着きそうです。超速は出番無さそうな気がします。モーターは前述の通り、HD2になるでしょう。

 

着地制御にマスダンパーを用いるのはどちらも変わらないのですが、3号機はそれ以外にフロントホイールを大径ワンウェイホイールにし、さらにシャーシの剛性を落とす加工(?)をしてあります。S2のシャーシ剛性はそこそこだと思うのですが、それを落とすことでシャーシ自体で衝撃を吸収できないか? と考えた訳ですね(すでにやられている方も少なく無さそうですが)。

あとは、タイヤをローハイトからローハイトのオフセットトレッドタイヤに変更し、リヤのトレッドを変更したのも大きな違いですね。これにより接地面における抵抗を減らしつつもトレッド幅増による安定性向上を実現できれば、というセッティングです。シェイクダウンの感触では、まぁまぁかな? といった感じです。

13仕様が「基本に忠実、完走重視」だったのに対し、14仕様は「安定感そのままにスピードアップ」といったところですね。コーナーでのロスは13仕様に比べて増えていると思うのですが、それほど気にならないレベルなので煮詰めていくのが楽しみですね。初期加速(スタートからしばらくの加速)が13仕様に比べてやや悪いように感じているので、その辺りの問題解決は必要ですが。

 

昨年の課題であったスピードに関しては解決できるのではないか、という手応えを感じています。シェイクダウンのレイアウトがあまり立体ぽくないものであったという点は考慮すべきですが、その中でスピードに乗った状態でコーナーをちゃんとクリアできたのは大きいと思います。さざ波ウェーブもクリア出来ていましたし、デジタルバーニングも問題無いと思いますから、あとはジャンプ系セクションでどうか? というところですね。

13仕様に不満はほとんどありませんでしたが、一度勝ってしまうと次が欲しくなってしまうものです。今のドリムでは完走率100%でも優勝はできないということは昨年末に実証済みですし、「その先」が必要でした。その部分を今回の14仕様ではクリアしていきたいな、という思いで組んでいます。どうにか2勝目をこのマシンで勝ち取りたいですね。

 

当初の予定とは異なる展開ですが、おかげで今まで踏み出せなかった部分に進めたような気がします。今後はその中で色々とデータを収集し、自分のような店舗大会がレース参加の中心になっているような『草ミニヨンレーサー』の参考になるような『何か』を残せたら良いですね。今年は、そういうのも目標のひとつです。