Nakamuraのミニ四駆徒然

大人になってミニ四駆と再会したRiki Nakamuraの、気ままなミニ四駆生活。速いセッティング、流行のアレコレは出てこないので4649!

草ミニヨンレーサー生活 第05回「ブレーキに気をつけよう」

100日以上前に書いていた連載モノ(?)ですが、唐突に復活してみたり。

今回のお話は、「ブレーキに気をつけよう」です。

 

 

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↑このブログによく登場する『ドリスペ号』の、14/07/24時点のリヤです。

 

パッと見で、見慣れないリヤステーになっているかと思いますが(そうでもない?)、マルチワイドリヤステーの後ろ部分をペンチで切断し、100均の金属ヤスリで削っただけですね。ブレーキプレートに接続しているのは、FRPマルチ補強プレートをカットして削ったものです。

 

この状態になった理由は『ドリムスペシャル開発 その11』に書きましたが、以前からブレーキの使い方に問題があるのではないか、そのせいで挙動や速さにマイナス効果を与えているのではないか? という疑問があったので、どうせなら取付方法を変えてみよう、という発想になった訳です。

で、取付位置を変えた結果余ったマルチワイドリヤステーの後ろ部分でしたが、よくみると剥離し始めて折れそうだった訳です。つまり、ブレーキによる負荷が結構ある、ということではないのか? と、今更思った訳ですね(苦笑)。

 

ミニ四駆のブレーキは、実車のブレーキとは違ってドライバー(レーサー)の任意のタイミングでかけられません。マシンとコース路面の関係性によって、ブレーキが触れた瞬間に減速効果を生むのがミニ四駆におけるブレーキですよね? アップダウンが激しいサーキットでは、その結果として取付部分に負荷がかかりやすいと想像できます。

ブレーキの高さも関係あるでしょうね。レギュレーションギリギリの1mmであれば、頻繁にブレーキがかかることでしょう。2mmなら、1mmよりは弱いかもしれません。とはいっても、使用しているモーターとコース状況によって、その大小は大きく変わることでしょう。2mmだから負荷が小さい、とは断言できない……筈です。

 

今の日本国内ミニ四駆にとって、立体コースを走らせるのであればブレーキはほぼ必須と言えるでしょう。高さ、位置でその効き方は変わりますし、素材だって影響します。ブレーキは、重要なセッティングパーツですね。

ただ、そういう効果を重要視するのと同様に、それによってマシンにかかる負荷にも注目した方が良いのかな? というのが今の僕の考えです。

オーソドックスにマルチワイドリヤステーからブレーキをビスとスペーサー経由で装着している方は、マルチワイドリヤステーの損傷に気をつけないとレース中にポロリ、なんてこともあるかもしれません。頻繁にメンテナンスしてチェックしているのであれば大丈夫だとは思いますが、僕のように雑なチェックだと、見逃したりするかもしれませんね。

これで草ミニヨンレーサーを始めて以来4枚目のリヤステー破損ですが、レース中に折れなくて良かったなと思います。メンテナンスでパーツの状態を管理するのは重要ですね。反省。

 

カーボンをほとんど使わない(使えない)のでカーボンとの比較は出来ませんが、僕のように派手に跳ねたりする立体をメインに走らせるのであれば、FRPのリヤステーは折れるものだと思ってスペアパーツを用意しておいた方が良いでしょうね(当たり前?)。カーボンみたいに手に入りにくい訳でも、高い訳でもないですし。もちろん、レース前日にちゃんとメンテナンスして、折れそうかどうかをちゃんとチェックしておけば大丈夫でしょう。それでも折れたら、もうそれは運が悪かったと諦めるしかなさそうです(苦笑)。もっとも、どうしてそうなったのか、というのを考えるのは重要でしょうね。無駄に負荷がかかっているのかもしれないですし。結果には原因がある、ということですね。

 

 

最近、カーボンでセッティングしたい欲が高まっていますが、それをグッと抑えて、スペアカーを組みたい気もします。

この連載(?)に合わせて、基礎から勉強していく感じでミニ四駆を見直すのも良いかもしれませんね。まだまだ勉強不足ですから。