Nakamuraのミニ四駆徒然

大人になってミニ四駆と再会したRiki Nakamuraの、気ままなミニ四駆生活。速いセッティング、流行のアレコレは出てこないので4649!

草ミニヨンレーサー生活 第04回「メインとサブのマシンのお話」

前回からかなり時間が開いてしまいましたが、まだまだ続けます。

今回は「メインとサブのマシンのお話」です。

 

 

大会に出る時、メインマシンとサブマシンを用意すべきと僕は調べる中で学びました。

どういうことかといえば、メインマシンに不測の事態が起こり使えなくなった場合にサブマシンがあれば問題ないよね、ということです。最初は僕も1台だけでしたが、やがてメインマシンとサブマシンという体制を作るようになりました。それで助かったどころか、優勝出来たくらいです(苦笑)。

なので、セッティング云々の細かい話は中断しまして、メインマシンとサブマシンというものについて今回は書きたいと思います。

 

メインマシン、つまり主力機というのは文字通り、自分の最も力を入れているマシンですね。出来ればそのマシンだけでどんなレースもこなしたいところです。それに対し、サブマシンは予備機です。バックアップ要員という観点で言えば、メインマシンの完全コピーが望ましいでしょうか。セッティング変更の時間を減らすという観点で言えば、メインマシンとは異なるセッティングのマシンに仕上げるというのも手でしょうか。

メインとサブ。役割的にはそんな感じだと思うのですが、問題は『どんなマシンが良いのか』というところでしょうか?

僕が2台体制で参戦していた当初は、S2シャーシの似たようなセッティングのマシンを用意していました。これは『どちらかが壊れても対応しやすい』というやり方ですね。メインマシンの調子が良いのにどこかのパーツが破損してしまった、そんな時はサブマシンからパーツを拝借したり。ベストではないが、ベター。そんな感じでした。

アスチュート 2号機がメインマシンになったあたりで、サブマシンはVSのスーパーアバンテになりました。異なるシャーシでしたが、やりたい事としては、似たような感じのマシンでしたね。このサブマシンだったVSが、まさかドリムで優勝することになるとは、当初考えもしませんでした。これは、セッティング上の問題でメインマシンでは対応が困難だと判断した結果の運用でしたが、不測の事態に対応するという観点で言えば良い体制だったと思います。

自分が経験していないことは断言できないので、とりあえず経験から書かせていただくとこんな感じです。

 

では、メインマシンとサブマシンはどのような体制が良いのか? 気になるのはそこですよね。……その答えは、僕も知りたいです(苦笑)。

ただ、個人的な見解としては、同じシャーシで運用した方が長期的に見れば良いのかな、と思います。あのシャーシも、このシャーシも。ミニ四駆を知る、という点では良いことだと思いますが、レースで戦えるマシンを作り上げる、という事を考えると……お金、時間等の余裕が無い人はひとつのシャーシに絞った方が効率的かな、と。効率だけが全てではありませんが、勝ちたいという想いを叶えるには、そういう部分に目を向けることも必要かもしれません。ただ、繰り返しますが、それだけが全てではありません。メインマシンを仕上げつつ、サブマシンに可能性を追求したいシャーシを選択する……それもひとつの方法だと思います。答えはきっと、色々あるということです。

 

僕はS2というシャーシが好きで、このシャーシでどこまでやれるか挑戦していきたいと思っているので、メインもサブも今はS2です(かなり特性は異なりますが)。公式戦で戦うためのマシンにもS2を選びました。他の可能性を捨てているかもしれませんが(ARとか、特にいじらずに速いシャーシですしね)、S2というシャーシを追求したいからこれで良いなと。

好きなシャーシやマシンで固めるも良し、異なるマシンで幅広くいくのも良し。ただ、レースに出る時はマシンを最低2台用意しておくと安心ですよ、というお話でした。

 

(その割には、公式戦で1台しかマシンを持って行かなかったNakamuraでした)