Nakamuraのミニ四駆徒然

大人になってミニ四駆と再会したRiki Nakamuraの、気ままなミニ四駆生活。速いセッティング、流行のアレコレは出てこないので4649!

草ミニヨンレーサー生活 第01回「とりあえずのレース仕様」

先の記事に書いていますが、2014年は草ミニヨンレーサーの参考になるような『何か』を残していきたいと考えていまして、とりあえずブログで自分なりに初心者視点で色々書いてみようかな、と。

第01回では、「とりあえずのレース仕様」ということで、店舗大会に出るためのマシン製作について書いてみようと思います。

※この記事は、あくまでもNakamuraの個人的見解です。

 

 

1:ベース車両を選ぼう

レースに出るためには、マシンが必要です。タミヤが発売しているミニ四駆を準備しましょう(他社製品はNGです)。

 

基本的には好きなマシンを使えば良いのですが、ある程度『レース』をするには、それなりの性能を持つシャーシが必要です。S2(スーパー2)、VS、SX(スーパーX)、SXX(スーパーXX)、AR辺りならパーツも情報も豊富ですし実績もあるので、(個人的には)オススメです。MA、MS辺りの両軸モーター採用シャーシも大会での実績があるので良いシャーシだと思いますが、取り回しがしやすい(扱いやすい)という点で、先に挙げた片軸モーター採用シャーシをオススメします。

まぁ、最後は好みです。

 

 

2:改造しよう

キットをいくら丁寧に組んでも、そのままではレースで戦えるマシンにはなりません。GUP(グレードアップパーツ)で強化する必要があります。パーツを付け、ちゃんとセッティングしてあげることで、貴方のマシンは立派なレース車両になります。

 

経済的にゆとりのある大人レーサーなら、いきなり色々なパーツを購入して付けることが出来ますが、お小遣いでやりくりする子どもや色々な面で慎重な大人にとって、いきなり色々なパーツを買うのはリスクが有ります。そこで、今回のテーマである「とりあえずのレース仕様」にするために、Nakamuraがオススメパーツを挙げてみました。

・丸穴ボールベアリング

・フロントアンダーガード

FRPマルチワイドステー/FRPマルチワイドリヤステー

FRPマルチ補強プレート(ショート) 

(・EXサイドステー)

・ブレーキスポンジセット

・2段アルミローラー

・19mmプラリング付きベアリングローラー ×2

・60mmブラック強化シャフト

・1.4mm中空軽量プロペラシャフト 

・フッソコートギヤシャフト(ツバ付2本) ×2

ミニ四駆ビスセットA

・2mmロックナット ×2

・ライトダッシュモーター

・マスダンパーセット

・マスダンパーセット(ヘビー)

・大径ローハイト or ローハイト のホイールとタイヤ

 

丸穴ボールベアリングは軸受けに使います。六角ではなく、丸穴です。AOパーツとして販売されているメタル軸受けも安さの割に悪くはないのですが、耐久性と管理にそれなりの気を使うという点から、少々高くなりますが丸穴をオススメします。

ビスセットAはビスとスペーサーのセットで、ローラーをセットする際に使います。なるべくこれを使いたいですが、近場で手に入らないようであればステーとローラーやスペーサーがセットになった『ファーストトライパーツセット』(AR用とそれ以外用があるのでどちらかを)を購入するのも手です。六角タイプのスペーサーは短いビスでローラーが固定できる利点はありますが、個人的には緩みに不安があるので積極的には使いません。

2mmロックナットは通常のナットの代わりにビスを固定するため用います。これを使うことで走行中のパーツ脱落を防げたりするので、積極的に使いたいところです。自分は1台に14個くらい使っているみたいなので、2セットあれば十分でしょう。

マスダンパーは立体レイアウトにおいて重要なパーツです。ヘビーをサイドに、軽い方をリヤにセットして衝撃吸収効果を狙います。これはジャンプ系セクションにおいて着地時に効果を発揮します。EXサイドステーはS2の場合、サイドステーが無いのでマスダンパー装着時に必要となるのでS2を使う場合は購入しましょう。

ジャンプ系セクションで飛び過ぎないようにするのがブレーキです。ブレーキセットにはFRPとスポンジが入っているので、状況や好みに合わせて使いましょう。素材や取り付け方によって効果に違いが出ます。

タイヤに関しては走らせる場所や好みで大径ローハイトか小径(通常のローハイト)を。タイヤが薄く、ノーマルのタイヤに比べて跳ねにくいという特徴があります。他にも色々とタイヤの種類がありますが、とりあえずゴムの種類がハード(スーパーハード)、ノーマル、ソフトとあることを抑えておきましょう。ソフトはグリップ力が高いタイヤですが、跳ねやすいのでセッティングに注意が必要かもしれませんね。

 

これらのパーツをしっかりと丁寧に取り付けることが出来れば、一応のレース車両が完成です。あとはコースに合わせて色々と微調整が必要ですが、そういったセッティングに関しては次回で触れましょうか。

 

※あくまでもNakamuraの個人的な見解であり、絶対の正解ではありません。