Nakamuraのミニ四駆徒然

大人になってミニ四駆と再会したRiki Nakamuraの、気ままなミニ四駆生活。速いセッティング、流行のアレコレは出てこないので4649!

Nakamuraは何故、タイスタイルに傾倒したのか?(※ドウデモイイ)

すこぶるどうでも良い日記です。

 

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ここ最近、僕はタイスタイルに注目し、自身のマシンもタイスタイル風にセッティングし始めています。Nakamuraのマシンといえば「クソつまらんくらいにド安定マシン」という感じでしたが、タイスタイル風はその真逆にあります。フロントにプラリンを入れることでコーナーがかなり際どい上に、マスダンパーを搭載しないことで立体における姿勢制御がかなりシビアなためです。

この話を友人にしたところ、「じゃあ何でそんな面倒なもんに手を出すんだ?」と言われたのですが、実のところ本人にもハッキリと「これだ!」というきっかけがあったという記憶はありません。

では何故、タイスタイルに傾倒するようになったのでしょうか?

 

たぶんですが、この流れに至ったのはふたつ……いや、3つかな? 3つの要因があったからだと思います。ひとつは、ドリムでのサマートライアル優勝時の圧倒的な速度差。もうひとつは、Masaruさんの『ゼロぐらいから始めるミニ四駆』におけるタイ遠征でしょう。そして、トドメがミニ四駆ステーションチャンピオン決定戦です。

サマートライアル優勝は、自分で言うのも何ですが『棚から牡丹餅』です。参戦時の僕のテーマは『完走率アップ』であり、優勝はおろか決勝まで進むなど微塵も考えていませんでした。ところが、結果として相手が次々とコースアウトしていく展開となり、決勝リーグ全勝という結末に至った訳です。この時、その圧倒的な速度差に歯痒さを感じていました。セッティングに不満はありませんでしたが、「あんな遅いマシンに優勝を掻っ攫われた」と思われていないかという不安と、自分でそう感じてしまったことが気になっていました。

『ゼロぐらいから始めるミニ四駆』のタイ遠征は、衝撃的でした。タイで独自進化を果たしていたミニ四駆、その走り……。独特な見た目(8ローラー、前後ブレーキ、細いタイヤ)と、その速さ。動画だけでは全てを理解は出来ませんでしたが、何かとんでもないものを見てしまったのではないか、という衝撃は今でも忘れられません。

安定したマシンでこぼれ落ちてきた『勝利』を確実に拾い続けるか? 悩み出した所に、何となく見返した動画。たぶん、その頃からタイスタイルに惹かれだしていたのだと思います。ただ、この頃は漠然と「今とは異なる、違うマシンを組みたい」という思いだけだったような気はしますが。

結局、僕は独自性のあるセッティングを見出すことが出来ず、「タイスタイルみたいな革新的マシンが組めたら良いのに」と漠然と思いながら過ごしていました。そこへ、ステーションチャンピオン決定戦のレイアウト発表があり、「普通に組んだらチャンスはない、だったら思い切って別のマシンを組もう」ということになった訳です。で、紆余曲折を経て、「だったらタイスタイル風のマシンを組んでしまえば良いじゃないか」という開き直りの境地に達したんですよね(苦笑)。

まぁ、チャンピオン決定戦で走らせたマシンは、有り合わせのパーツで組んだために『風』にも届いていない何かになりましたが。

 

タイスタイル風マシンは、僕の手に余るものかもしれません。でも、それを走らせられるように試行錯誤するのが、僕のこれからのミニ四駆の楽しみ方なのかな、と。勝ちたい、勝たなきゃ! みたいな気持ちはあまりないので、自分の好きなように組んで、走りを追求していけたら良いかな? なんて思います。もちろん、勝てたら嬉しいですけれどもね!(苦笑)

親父マシンだの、自分の未熟なセッティングを棚に上げて相手に不正疑惑ふっかけるだのがあったりしましたが、そんなくだらないことに力を注ぐ前に、もっと楽しくミニ四駆をやれば良いのになぁ~、なんて思いながら、しばらくタイスタイル風ミニ四駆を頑張っていこうと思います。それが楽しいので!